インプラント
人工歯根で天然歯のような噛み心地に ~インプラント治療~
川口の歯医者「フレンド・デンタル・オフィス」は、最新の機器と技術を活用し、患者さんにインプラント治療を提供しています。法人母体である歯友会全体では、1950年の開業から2018年度までで4,855名の患者さんに対して8,837本のインプラントの埋入治療実績があります。インプラント治療にご興味のある方は、一度当院までご相談ください。
インプラントについて

インプラント治療とは、顎の骨に人工歯根を埋め込み失った歯を補う方法で、入れ歯やブリッジなどの補綴(ほてつ)治療と並び近年注目を集めています。歯を失った顎の骨に、生体親和性の高い金属であるチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋入し、その上にセラミックなどでつくられた人工歯を取り付ける治療法です。
見た目の美しさは天然歯と比較しても遜色なく、噛んだ刺激が顎の骨に直接伝わるため、顎の骨が痩せる心配がありません。また、周囲の歯を支えにすることなく一本が独立して固定されるため、外れたりガタついたりといったことがなく、天然歯のようにものを噛めることも特徴です。
インプラントの治療費について

メリットが多いとされるインプラント治療ですが、健康保険が適用されていません。そのため、インプラントを選択した際は、すべて自費での治療となります。料金設定は歯科医院によって大きく異なり、平均して1本あたり約30万円~が相場です。また、インプラント埋入後はインプラント周囲炎などのトラブルを予防するために定期検診が欠かせません。患者さんの中には、「なぜこんなに費用がかかるのか?」と疑問に思われる方もいるはずです。その疑問を解消するため、まずは以下の一般的なインプラント治療内訳を見てみましょう。
インプラント費用の内訳
検査・手術 埋入費用 |
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構造物 補綴物費用 |
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このようにひと口にインプラント治療費と言っても、複数の要素にかかる費用を積み上げて算出されることが分かります。さらに、各インプラントメーカーは歯科医師が安全に治療を進められるよう、構造物のみの販売ではなく、組み合わせたインプラントシステムとして販売していることがほとんどです。医院によっても検査料や手術費用、その他付随する治療についての料金設定が異なります。
当院では、患者さんに治療に対する疑問・不安をすべて解消してから、実際の治療に進んでいただきたいと考えています。インプラント治療をご検討の方は、まずは相談時に料金のことも遠慮なくお尋ねください。当院の歯科医師が丁寧にご説明いたします。
「フレンド・デンタル・オフィス」のインプラント治療

川口の歯医者「フレンド・デンタル・オフィス」のインプラント治療はすべて、ほかの診療スペースから隔離され、厳しい衛生管理が施されたオペ室で行われます。治療前の精密検査は、院内に導入されている歯科用CTを使用。三次元データを取得することで、歯や顎、血管や神経の位置を正確に把握できるだけでなく、顎の骨の奥行きなどもしっかり確認したうえで、インプラント埋入の角度や深さなどを厳密に検討します。
また当院の母体である「医療法人社団 歯友会」の歯科技工所にはインプラント課があり、専属の歯科技工士が精密な被せ物を作製。見た目に影響する上部構造物について、患者さんのご要望をしっかりお聞きしながら、一人ひとりに合わせた人工歯を提供します。
患者さんの負担を軽減するインプラント治療
当院では、患者さんの治療中の身体的負担を軽減するためにさまざまな取り組みを行っています。
バリオサージ(口腔外科用超音波骨切除器)

バリオサージは骨などの硬い組織のみに作用する超音波振動です。血管や神経などの軟組織を傷つけることなく、骨だけを切除できる画期的なシステムとして知られています。ドリルよりも振動が少なく、骨や歯に与える痛みやダメージが少ないため、インプラント治療を受ける患者さんの不安やダメージを軽減することを目的としています。
大口式インプラントシステム(OAM)

当院では、「大口式インプラント法」を採用しています。大口式インプラント法は、元名古屋市立大学客員教授で現在も岐阜・愛知で歯科医院を経営されている医学博士・大口弘先生が考案・開発した治療法です。
従来のインプラント埋入は、顎の骨にドリルで穴を空けてそこへスクリュー型のインプラント体を埋め込む方式でした。そのため、顎の骨の量が少なかったり幅が狭かったりすると、インプラント埋入が困難であったり、骨移植・骨造成などの大掛かりな治療が必要になったりすることもありました。

一方、大口式インプラントシステムは、ドリルではなく鍼灸で使用されるような超極細の針を使います。骨の表面に小さな穴を空けインプラントを埋める方向を決めたら専用器具で小さな穴を拡大。器具についた針を次第に太いものに交換しながら、インプラント体を埋入するスペースを確保します。
従来の方法とは異なり骨を切削することがないため、出血や痛み、周辺組織への影響も最小限に抑えます。術後の腫れなども少ない点が特徴です。ドリルの音や振動もなく、患者さんにとってはさまざまなストレスが軽減された治療法だと言えるでしょう。