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インプラントのお手入れしてますか?

2021.11.30

目次

こんにちは。川口市の川口駅から徒歩5分の歯医者
「医療法人社団歯友会 フレンドデンタルオフィス」歯科医師の花田です。
今回は「インプラント治療後のケア」について記載したいと思います。

歯科治療において歯を失ったときの治療の選択肢の一つとしてインプラントがあります。

インプラント治療は噛めるようになって治療が終わったあとに治療と同じくらいメンテナンスも大事になってきます。

もちろんブリッジや入れ歯など他の治療後もメンテナンスは必要ですが、今回は特にインプラントに着目していきます。

 

インプラントに起こる病気

インプラント治療を行ったあと特に気を付けなければいけないのはインプラント周囲炎です。

インプラントは歯と同じような構造をしているので、歯であれば歯周病にならないよう気をつけるのと同様でインプラントではインプラント周囲炎に気をつけなければいけません。

症状としてはインプラントの周りの歯肉の腫れ、出血がおもな症状です。症状が進行するとインプラントを支えている骨が吸収されてしまい、歯槽膿漏、歯周病と同じように、インプラントが揺れてきたり撤去しなければならないこともあります。

 

インプラント周囲炎の予防

インプラント周囲炎は歯周病と似ていて、原因はインプラントと歯ぐきの境目などインプラントの周りに磨き残しがあることです。

磨き残しの汚れに細菌が繁殖し炎症反応が起きます。

基本的には日々の歯磨きですが、どうしても磨きづらいところなどご自身で完璧に磨くのは難しいところがあります。

定期的に検診にいらしていただき、磨き残しなどを一緒に確認させていただきながらクリーニングをすることが予防として大切になってきます。

歯周病にも同じことが言えますが初期段階では痛みもなく自覚がないまま進行していきます。

そのため検診に来ていただくことで早期発見にもなります。

初期の段階で対処すれば炎症が骨に届く前に治療が可能ですが、骨の吸収が進行すると治療が困難になってきます。

その他検診で確認すること

インプラント周囲炎をここまでは取り上げてきましたが、検診のとき他にも確認していることがあります。

インプラントではかみ合わせも重要になってきます。

歯には色々な方向から力がかかっていますが、インプラントは横からかかる力に対して影響を受けやすいです。

横からの力が強くかかっていると骨の吸収がみられたり、インプラント上部(歯の頭の部分)のねじ止めが緩んでくることがあります。

 

 

 

これを機にぜひ検診へ

インプラント治療を行った方には定期的な検診を受けていただくことをお勧めします。

もしインプラント治療をほかの歯医者さんでおこなっていても当院では検診を受け付けています。

インプラントには様々なメーカーのものがあります。

当院はストローマン社製を使用していますが、すでに入れているインプラントが他社製のものであっても対応させていただきます。

インプラントはせっかく時間と費用をかけておこなった治療になると思います。
しっかり長く使っていただくために、この機会に検診を受けてみてはいかがでしょうか。

 

川口市の川口駅から徒歩5分の歯医者「医療法人社団歯友会 フレンドデンタルオフィス」

 

監修者情報

院長・歯科医師

佐藤

平成3年3月 日本歯科大学 新潟歯学部卒業
平成3年5月 医療法人社団 歯友会 入社
平成13年10月 新宿診療所院長 就任
平成22年12月 フレンド・デンタル・オフィス院長 就任

当院では患者さんとの密なコミュニケーションを実現するために担当医・担当衛生士制を採用。
常に顔馴染みの担当者が診療を行う安心感を重視しています。また、診療にあたっては、患者さん一人一人に最適な治療方針を提案。
できるだけ分かりやすく説明したうえで、十分なご理解とご納得をいただいてから治療を開始しますので、ご安心ください。