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矯正がしたい

2020.7.31

目次

こんにちは。川口の歯医者「医療法人社団 歯友会 フレンドデンタルオフィス」の歯科医師葛城です。
今回は矯正治療について記載します。

歯並びが良くないと何が起こるか。影響は全身に及ぶ。

① 見た目が悪い。

② 食べものを十分に噛み砕けず胃腸に負担がかかる。

③ 顎の関節に負担がかかりやすく、顎関節症になりやすい。

④ かみ合わせの筋肉の発達に影響を与え、筋力のバランスが崩れ姿勢が悪くなる。また、それが視力低下の原因とも言われている。

⑤ 歯磨きがしづらいため、むし歯や歯周病になりやすい。

⑥ 発音に影響することもある。(さ行、た行、な行、ら行、th,s,dz等の英語の発音)

良くない歯並びにも種類がある。

①上顎前突(出っ歯)
上あごと下あごの成長の差や指しゃぶり、口で呼吸する癖、舌癖などで起こると言われています。
口を閉じるのが難しく、笑った時に上の歯茎が見えてしまうことが多いです。

②下顎前突(受け口)
上あごと下あごの成長の差や前歯が生えかわる時の不正や遺伝などが原因と言われています。
横から顔を見たときに目立ちやすいです。

③叢生(不揃い、八重歯など)
歯があごに比べて大きすぎたり、乳臼歯のむし歯がひどいために永久歯の交換がうまくいかない時に起こると言われています。歯磨きが難しいため、むし歯や歯周病になるリスクが高いです。

矯正する際の治療の順番

①精密検査・診断
歯の写真・顔の写真・レントゲン写真・歯型など必要な資料を取り、診断し、治療が開始されます。

②動的治療
歯の表面にブラケット(図参照)を装着し、歯を動かす治療です。ブラケットには細いワイヤーが横に通しており、細い金属の線またはゴムで結びます。治療計画に従って段階的に歯を動かします。
個人差がありますが、目安としての治療期間は約1年半~2年くらいです。

③静的治療
ブラケットを外し動かした歯が後戻りしないように、保定装置を使用します。使用期間は、こちらも個人差がありますが、大体1年半~2年です。

歯並びはあまり気になっていない。そういった方でも矯正をしたほうがいい理由。

一見きれいな歯並びの方でも上下の歯が適切な位置で咬みあっているとは限りません。

咬み合わせに不具合があると、食べ物を前歯で咬み切り奥歯ですりつぶすという歯の機能を十分に発揮することが出来ません。
すべての歯がきちんと咬み合い、あごの動きによく合って、食べ物が噛めている状態が一番理想的です。

それらは歯科疾患の予防だけではなく、体のバランスや運動能力の改善にもつながります。

当院は、毎月第3土曜日の午前が矯正歯科専門医による治療日となっております。

歯並びのことで何かお悩みがあれば、ご気軽にご相談ください。

川口の歯医者「医療法人社団 歯友会 フレンドデンタルオフィス」